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終了。


by sakurakura787
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人生の節目ゆえ。

本当に今年の前半戦は、ハードでした。

でも過ぎ去った今、振り返ってみると、
これは、のちのちの私たち夫婦にとって、
かなり運命的であり、転換期となるきっかけだったと
今、はっきりと2人で自覚しています。

前に、「生まれて来れたこと自体が奇跡に近い。」
というようなことをブログに書いた時は、
私が最初に考えていたこととは少しズレた方向で
話しが進んでいきましたが、

改めて思うと、やっぱり、うん。
今ここにいる、それこそがまさに奇跡だ、と思う。
これからは、目の前にあるもの全てが奇跡の上に
出会えているものなんだ、

そうゆう気持ちで生きていきたいと思います。

というわけで。
節目には、心機一転したくなるのが私。
本来は、髪でも、ばっさり切りたいところだけど、
今、たまたま、ばっさりとやれるほどの長さじゃない。

だから、とりあえず、通信大在学中に1つ、
卒業後から今までで1つ、というふうに、
ブログを区切ってみてもいいなと思いまして、

どこかで新装開店しようと思ってます。

ちょっと今はバタバタしているので、
すぐには取りかかれないけれども、
必ずや、みなさまのところへお知らせにまいります。

今しばらく、そうゆうことで。。。

これで、いいのだっ!!!!
あでゅー!(←意味はわかってない。)
# by sakurakura787 | 2008-10-04 19:55 | ごあいさつ

おばあちゃんの家。


おばあちゃんの家。_a0065222_922370.jpg先日、映画「西の魔女が死んだ」の舞台となった、
清里にある“おばあちゃんの家”へ行ってきた。

大好きな作家・梨木香歩さんのロングセラー作品。
ファンタジー=メルヘンチックな世界、
という誤解のもとで生産された文学作品が多いなか、

梨木さんは、愛する人の死を描きながら、
「私たちの日常、そして人生そのものがファンタジーであり物語なのだ。」
ということに気づかせてくれた。


おばあちゃんの家。_a0065222_94249.jpg
のちのち私が、河合隼雄という人の存在を知り、
その著作本を読みあさるきっかけとなったのは、
梨木さんの影響が大きいと思う。

そして、河合隼雄先生が大往生の末に亡くなられた後、
梨木香歩さんを、世に送り出しのが、
実は、河合隼雄先生だったことを知った。


おばあちゃんの家。_a0065222_983587.jpg
私にとっては、衝撃の事実だった。

梨木さんは、そもそも処女作であった
「西の魔女が死んだ」を世間に出す気持ちは無く、
ただ、河合隼雄先生にだけ読んでもらいたい、
そして感想を聞きたいと思って送ったそうだ。


おばあちゃんの家。_a0065222_912478.jpg
それが、河合隼雄先生の心を揺さぶり、
さらに、親しい児童文学作家の目にとまり、
最終的に、河合先生が、出版社に郵送したことで、
私たちもまた、この作品と出会うこととなったのだ。


おばあちゃんの家。_a0065222_9204843.jpg
実は、私はまだ映画を観てない。
原作のあの世界観を映像にされてしまうのは、
大切な人が自由を奪われていくのを目の当たりにする、
そんな不安感があり、どうしても足が向かないでいた。



おばあちゃんの家。_a0065222_9253986.jpg
じゃあ、何で清里まで足を伸ばしたかというと、
夫めめも君がしきりに「清里にあるみたいだよ。」と、
何かにつけて言うものだから、だんだん私も、
「まぁ、せっかく近くまで行くんだし。」
という気持ちになってきたというわけ。

現地に近づくにつれて、やっぱり不安が大きくなり、
「あぁ、もう引き返したい!」という心の葛藤を
何とか誤摩化しながら、とうとう現地に着くと、、



おばあちゃんの家。_a0065222_9321825.jpg
これはこれで、とても丁寧に、大事に作られたんだな、
ということが、ひしひしと伝わってきた。
それぞれが心に留めている原作の世界観は解放したまま、
注意深く「映画」という表現に集中していることがわかった。


おばあちゃんの家。_a0065222_936179.jpg
ここは、中には入れないようになっている。
何でも、人を中に入れるためには「博物館」として
建築強度をはじめとする諸々の条件に合うように、
改修をしなくてはいけなくなるらしい。



おばあちゃんの家。_a0065222_9404457.jpg
そうなってくると、本来の“おばあちゃんの家”の雰囲気は、
完全に壊れてしまうことになるので、
今のところは、外から中をのぞくカタチで一般開放されている。

私は、是非、2階の“まいの部屋”も見てみたかったけど、
見れなくて良かったのかもしれない。
大事に作られている全体とその周辺、
そして1階の様子からしても、2階の雰囲気を想像するのに
十分イメージをかき立てられるから。



おばあちゃんの家。_a0065222_9474098.jpg
主演のサチ・パーカーさんは、作品のおばあちゃんというよりも、
梨木さんが師事されているイギリスの児童文学作家の方の
イメージに近いように感じられた。

自然と自分の中で暮らしを営むことのできる繊細さと
たくましさを兼ね備えた女性のイメージにピッタリだと思った。



おばあちゃんの家。_a0065222_9534745.jpg映画を観るかどうか、まだわからないけれど、
ここは足を運んで良かったと思える場所だった。

女性一人で来ている人も、ちらほら見られて、
「そうそう一人で来たくなるよね。」って思ったし、
ひとりひとりの魂を揺さぶる作品の良さを、
大事に守って作られているところだと思う。

平日に行ったんだけど、
それなりに人が次々と来ていたのが印象的だった。

だけど、観光地の清里は、清泉寮以外は、
実に閑散としていて、
さながら「千と千尋の神隠し」の冒頭に出て来る、
妙な静寂を放つ街のように、
奇妙な雰囲気が漂っていて、怖かった^^;

だって、インターネットで調べて、
立派なホテルの系列レストランに行ってみたら、
定休日では無いはずなのに、誰もいないの。

だけど、ランチメニューの看板は出ていて、
「スタッフに声をかけてください。」とあるので、
あちこち、探しまわったんだけど、

どこも扉は開けっ放し、そして人がいる気配が無い。

何だか「体験工房」みたいなハウスの入口で、
顔色の悪いおじさんが座っていて、
じーっとこちらを見ている。

その横には、ポニーが何頭かつながれてるんだけど、
水も草も無くて、みんな何だか辛そうだし。。。

あきらめて(怖くなって^^;)、
清泉寮に向かうと、だんだんと人間が増えて来て(笑)、
ホーッとしてしまった、本気で。

めめも君が、
「よかったね。危うく豚にされるところだったよね。」
などと、能天気なことを言うので、

「突っ込みどころは、そこかっ!!!」

どこに行ってもペースの変わらない夫に、
ある意味、救われつつ、
清泉寮でまったり過ごしましたとさ。
# by sakurakura787 | 2008-09-28 10:12 | おでかけ

おふろがいいのだー!

おふろがいいのだー!_a0065222_0464662.jpg

長野裾花峡温泉で泊まった部屋に、
かけ流しの専用温泉がついてたの。

本格的でした。
すんごい、あったまった!

うちにこんなのがあったら、
お水を持ち込んで、
本を持ち込んで、
ぜーたくな半身浴できるよねー♡
やりたーい!

ダイエットも、デトックスも、
やっぱり、風呂がいちばんだよー!
# by sakurakura787 | 2008-09-21 00:55 | おでかけ

きのこのこ。

キノコには、素晴らしい抗がん作用があるんだって。

だから、このスキンに変えてみたけど、
右上のキノコを食っても、
いいことはひとつもなさそう、

そう思うのは私だけでしょうか。

実は、今回の旅行の様子を綴ろうと思ってたのに、
それ以上の怒濤の変化が押し寄せてきております。

もう旅行が新しいことじゃなくなって、
遠い思い出のようになっております。

まるで、人生の大掃除みたいです。
来月と再来月では、
多分、かなり違ってます。

めめも君も私も、本来、ひとつところに、
じっとしていられない若者だったので、

これが本来の姿といえばそうも思える。
がしかし、それにしても、すごいです。

やはり、人はどんなに頭で自分をしばっても、
ここぞという時は、心で動く、

それが一番よいのかもしれない。

だって、今、毎日、くたくただけど、
何か楽しいから。

きのこのこ。_a0065222_18461422.jpg

# by sakurakura787 | 2008-09-15 18:46 | ひびあれこれ。

あわーぶーむ。

先日、やっと1週間の旅程を無事に終えて帰宅!

めめも君。
退院して、約1ヵ月を過ぎようという時。
ずっとドライブ移動。

行きは、東京から長野まで約3時間半。
翌日は、長野市内から飯綱高原までの山道を40分。

長野から山梨の小淵沢に移動して一泊し、
翌日は、山頂付近の増富温泉に一泊。

帰りは、その山頂から甲府に立寄り、
東京までゴーゴゴー。

すげくなーい、やばくなーい!?
ま。いいか。

本人も、いいか、と思ってる。
はず。

別に、癌につかまったからといって、
無理に笑いを生もうと思ってるわけじゃない。

好きなだけなんだ。

「ジョイマン」が。

ナナナーナナナー
ムーミン 永眠。

とか、12時間の大手術を終えた人に
言っていいのかどうか。とか、考えない。

ナナナーナナナー
コバンザメ 湯冷め。

2人で、高木さんの動きを真似て踊るも、
どうも似ない。不格好になる。

もともと不格好を狙ってる高木さんの動きが
格好よく思えてならない。

旅行中、暇をみつけては、やってたからか、
それとも、私が太ってて丸顔だからか、

「おくさん、明るくていいわねー!」

とか、言われた。複数の人から言われた。

その度に、

「本当に明るいのは、こんなことを
本気で面白がって、私が飽きてもなおやっている、
めめも君のほうではないか。」

と思った。

旅行のあれこれは、また次回。

とりあえず、ジョイマンおすすめ。
是非、ゆーちゅーぶ、見てみて!
# by sakurakura787 | 2008-09-12 00:24 | ひびあれこれ。