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by sakurakura787
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<   2005年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

今年の年賀状イラスト。来年はワンワンだねん♪
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ついに今年も残すところあと1日になりましたねぇ~
今日はこれから大晦日と年始の買出しに行きます!
さぁー何を食おうかなぁ~ん♪♪と、ダイエッターの自覚は
忘却の彼方に埋没させる勢いでおりますっ

私にとって、今年は大学卒業あり、引越しあり、
ホルモンバランス崩して病気になり、甥っ子生まれ、
家族一斉引越しあり、転職あり、いろいろと変化の
大きい一年でありました

でも考えてみれば、どれもこれも、
これまで自分がやってきたことの結果でもあり、
自分で選んできたことが良くも悪くもカタチになって
戻ってきたような一年だったなと思います

よくもまぁ、これだけの変化を乗り越えてこられた、
とつくづく思うんだけど、それはやはり夫の支えがあり、
家族が見守ってくれたこともあり、友だちの励ましあり、、

そしてそして。。。。

みなさま!!


そう、そこのあなた!


あなたのおかげ!!


・・・でございます♡ ほんとに。ほんとに。
ブログの存在、そこで交流のあるみなさんとのつながり、
そういったものは、すでに私の私生活と強い絆で結ばれている、
とつくづく実感した、させられた一年になりました

ブログがなかったら、まず、くよくよ悩むタイプの私は、
立ち直れなかっただろうな、と思うことがたくさんあります
本当にみなさん、どうもありがとうございました

ブログでのみなさんとのやりとりがあったから、
色々と悩ましいこともあったけれど、こんな生きにくい世の中だけど、

やっぱり人とつながるって素敵、いいなぁ、
という心の地点に立ち戻って考えたり決めたりしてこれました
心から感謝しています

来年はみなさんからもらった、たくさんの♡を(←勘違い?)
いろいろなかたちで、場面で、お返ししていけるといいなと
思っておりまする

。。。。というわけで、今年の更新は今日でおしまい。
コメントは引き続きますが、更新は今日までにしたいと思います

どうぞみなさま、日本のあちこち、世界のあちこちで、
よいお年をお迎えくださいませ♡

そして来年もどうぞよろしくお願いします\(o ̄▽ ̄o)/☆☆
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by sakurakura787 | 2005-12-30 12:24 | ひびあれこれ。

意外なプレゼントとはっ

なんか嬉しい位に気になっていただいたので
早速、公開しちゃういます、私らしくないプレゼント(笑)

じゃじゃーん!!

a0065222_0522097.jpg

ミシンでしたん♪♪


いやぁー ミシンと接触するなんて、
中学生ん時に家庭科で使った足踏みミシン以来ですわあぁぁぁぁ
課題のエプロンでさえ、先生の目を盗んで友達に縫ってもらったという。。
とても教職を志していた人間の過去とは思えませんっ るらら~

なーんつーか、日々の生活の中で、たまーに
「ミシンあったらなああああ」と思う場面がたくさんあったんですよ
特にはやっぱり洋服のサイズ直しかなぁ 手縫いでもできないことは
ないんだけど、やっぱり、ミシンがあればちゃちゃっとなぁ~と思うことが
あったんだなぁぁ

最近は、家族の引越しにともなって、カーテンのサイズ直しがしたい!!
となって、ついに購入を決めたんですけど、時期がちょうどクリスマス
だったから、めめも君がプレゼントしてくれることになったのねぇぇ

「あーこれでズボンのほつれが縫えるー♡」

。。。。と喜んだのは、もちろんめめも君ご本人様ですけどね(照) 何

いやーしかしあなた!そこのあなた!ぇ
いまどきのミシンもすでにコンピューター化してるんですよ!!
このミシンも操作はタッチパネル式なんですよおおお
すげーびっくりした!!

実は、裁縫道具とか売っているお店のミシンコーナーで
説明を聞いたんだけど、いやぁーすごいすごい進化してるのよー
今はただ縫えるんじゃなくて、刺繍ができるものが流行みたい!

ミシンでいう刺繍っていうのは、もともとキャラクターの刺繍デザイン
というものがあって、それがミシン自体に内臓されているものもあれば、
データカードとしてミシンに挿入することで刺繍ができる、のもあるみたい。
ディズニーのとか、キティちゃん、スヌーピーのとか、
カードを代えれば色々なキャラの刺繍も可能という。。。すごい!
その刺繍がまた本格的で可愛いんだなぁぁぁ

ソフトを使えば、自分が描いたイラストとかも刺繍にできるみたいよ
ひゃあー と、説明を聞いてる間中、狐につままれたような気持ちだったよ

そのうち、「それ、そこのズボンのすそ直ししといてね」と言うだけで、
「ワカリマシタ。」とミシンがすそ直ししてくれるようにさえなるんじゃと。。
まあ、それはパソコンにも言えることかな(笑)

最初は「刺繍なんてやらねーよ」とか思っていた私も、
実際にミシンが刺繍を作っていく様子を目の当たりにすると
すっかりその気に(^^;)

結局、そこのお店は価格的に高かったのでネットで購入しましたが、
刺繍ができるタイプのものにしてしまったのですっ

そうそう、それにね、ミシンといえば糸通しも面倒だけど、
これ、自動で通してくれるみたいで、そこもポイントでしたっ
ひゃあー文明ばんざーい♪

そして、、、写真の通り、12/30現在まだ未開封(^^;)
なんだかんだ忙しくて、まだ開けても使ってもいませんー
年始中にはちゃんと使ってみたいなーと思っているところですよ

。。。というわけで意外なプレゼントとは、ミシンだったのでしたー
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by sakurakura787 | 2005-12-30 01:15 | ひびあれこれ。
エッジさんの今年のクリスマスプレゼントは、
ウェブデザイナーをイメージした“めがね”だったんだって!
たしかーに、アーティスティックでおしゃれ♡♡
もしエッジさんとお会いする機会があった時には、
このめがねをかけてきてもらえば、初対面でも
ばっちり探し当てることができそうよっ

んで。
実はね、私の今年のクリスマスプレゼントも“めがね”だったの!
それもね。。。

左が古いほう、右が新しいほう。
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あーなんかおとなしなっちゃったかなぁーーとも思ったんだけど、
新しいのをかけ始めると、すんごい軽くて楽チン♪♪
今ではすっかり馴染みました♡

しかし、私は気に入るとそればかり使い続けるなぁって実感。
こうして新しいのをかけて、改めて古いのを見てみると、
もう色が剥げ落ちて白くなってたり、ゆがんでたり。。。。

「これ一本で4年ですかぁ」

と、めがね屋さんのお兄さん驚かれるわけだよ(笑)

しかし、古い方のめがねのレンズはまだ使えるんだよねぇ
新しいフレームにはめこんでもらうことってできるのかなぁ
今度、聞いてみようかなぁ

なんか1つ新調すると、次々と他のテイストのも
欲しくなってくるんだなぁ~ あああ 欲張り大魔王がっ 誰

ちなみに、めめも君へのプレゼントは、
バイクを乗る時の防寒・防水用のコートとパンツ、
シューズカバーでありましたっ

私がもらったプレゼントに、実は絶対みなが「意外!」と
言うだろうものがもう1個あったりするんだあぁぁぁ

さて、なんでしょう?(知るか)

それはまた次回♪♪

ふっふっふっふっふ
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by sakurakura787 | 2005-12-27 00:52 | ひびあれこれ。

温度差を感じるんです。

冬のボーナスで念願のベッドを買いました。
深夜の布団略奪戦の気苦労も、妻の寝相によるストレスも、
ゆうゆうと回避できるよう、シングルベット2台でございますよ。

しかーし!
このベッドで寝始めて4日目になるんだけど、
ダブルベッド時代から恐れていたことが定番化しつつあるのだ!

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ベッドがチーム分けされるようになったぅ(≧◯≦)
それもね、夫が先に寝る時は、夫の右腕側に行くんだけど、
私も同時にベッドに入るような時は、夫の左腕にもたれて、
「ふふーん♡」ってするのよ、ジャスコちゃんぐわっ!!

そして、寝相が悪い夫に疲れてくる朝方、いっちゃん人が眠い時に、
私の耳元で甲高く「うにゃああん!」と鳴き、「はよ、いれんかい!」と
布団を開けるように命令するんですっ(ToT)

私はどうやらいわゆる使いっぱ的位置づけらしい(涙)
女は女に厳しい。。。メイゲンだ。。。

ちなみに、他にめいの親父達はそれぞれ好きな場所で
暖を取って寝ておりますから、一切、我関せずです。


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ジャスミン対策に何かと2人で一緒にいることが多くなった親父たち。

あれ?男にも見放されるって感じぃ~?(爆)




このひとぐわっ!


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by sakurakura787 | 2005-12-24 01:47 | ひびあれこれ。

数年ぶりの風邪っぴき。

たった5日働いただけで年末休みに突入(ガッコだから休み早いあるね)、
数日前からバファリン飲んでもおさまらない頭痛と胃のむかつきに
悩まされていたと思ったら、どうやらこれは。。。。これは。。。。。


はい。風邪ひいたみたいです(号泣)


今日は初めて“ローストチキン 一羽”注文して
家族でクリスマスパーティーの予定だったのに、
台無しです(涙)

なーんかずーっとネガティブマインドだなぁーと
思っていたら、体の方がだめだったみたいねぇぇ

心と体はつながっている、とはよくいったものだぁ
みなさんもくれぐれも風邪引かないように気をつけてねぅぅ
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by sakurakura787 | 2005-12-23 12:19 | ひびあれこれ。

やってますっ

今週の火曜日からお仕事が始まり、
平日休みなので水曜日休み、
木・金と来て今日でお仕事4日目でした。

同行取材が7本、ひとりで取材が2本。
テープ起こし5本完了。

なんか最初から走ってますっ
初日なぞは自転車で系列校めぐり。
寒かったけど、その後の取材で
頑張って思うところに内定が決まった
学生たちのインタビューを聞いて
すごく心があったまりましたっ

なんというか、今まさにはばたこうと
している人の躍動感と、生命力にあふれてます。
社会に出たらきっと、歯がゆいことのほうが
多いけど、でもこうゆう輝きがなければ
何も始められないし、始まらないんだなって
そう思いました。

イルカのトレーナーとして超激戦をくぐり抜け、
大きな水族館に内定が決まった生徒さんに、
「これからこの道を目指そうと思っている人たちに
何かメッセージをお願いします。」と聞くと、

「ありきたりだけど、でも僕が本当に思うのは、
夢はあきらめなければ必ず叶うってことです。」

と言ってくれました。
確かに、聞いてめずらしい言葉じゃないかも
しれないけど、話す人の命が吹き込まれた言葉には
思わず納得させられてしまう力がありました。

みなさん、夢は必ず叶います。
自分が最初に思ったカタチとは全く違う新しい姿で
叶うことだってあります。

大切なのは、あきらめないこと。

ほんとにそうだなぁって、彼とか他の生徒さん達の
話を聞いていて実感しましたよ。

面白いなぁって思ったのは、やっぱり女の子って
こうゆう自分の思いを言葉にするのって比較的
得意というか、最初からすーっと話してくれる子が多いってこと。

男の子は、とっても照れ屋さんが多いですね。
最初は、照れ隠しでふざけたりしてみせるんだけど、
でも話を聞いていくうちに、すごーく真剣なまなざしに
豹変していくのも男の子。

それと、男の子には、親の決めたレールじゃなくて
自分自身で選んだ道を歩みたかった、って言う子が
複数いたのも印象的でした。

女の子は、すでにある程度自分で行動をしてみて、
その経験から自分なりに考えてこうしました、っていう子が
多かったなぁ。

まだまだこれからもたくさんの学生に会えると思うので
毎日、わくわく楽しみに出勤していますっ

もっともっとブログに書きたいことがたくさんあるけど、
ひとまず明日も仕事なので今日はこのへんで。

レス遅れていてごめんなさい!
月曜日がお休みなので、のちほどゆっくりと♡
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by sakurakura787 | 2005-12-17 21:59 | おしごとん

ゲッツかんりょうー

かよんさんのうっかり消すとこだった。にTB♪♪

やぁーひっさしぶりだなぁーTBするのぉー。。

などと余韻に浸ってるばやいじゃない(笑)

昨夜、かよんさんのエントリで面白そうな手帳を発見!
どうやらとてもLOFTでは売り上げナンバーワンに輝くなど
ロングセラーの人気商品らしい!!

・・のだが、ここ数年はすっかり浮世離れしていた私は
お恥ずかしながら、かよんさんとこで初めてしりますたっ

本好きの私としては(ただ本もってるのが好き、ともいう)、
時間管理よりかはメモ的な手帳の使い方をする私としては、
何とも愛着の湧きそうな手帳で、わくわく☆したので、
私もこの手帳を購入することにしましたっ

見れば、今日、午前11時からネットで数量限定で追加販売とっ!
。。。ということで、ジャストを狙ってアクセスするも、
当然ながらアクセス集中につき、つながらない!!!!

あーあーあーーーーーーーー

と、焦ること10分あまり。
何とかメインページが開けるようになり、さらに5分経ち、
やっと注文画面にアクセス。そこからはスムーズで、
何とか希望の元気色“グリーン”+下敷きで注文完了
できましたぁぁぁ♡♡ ふぅぅ

しかし、ページが混み合ってなかなか開かない、
という現象を体験するのは、ダイヤルアップ接続以来でした。。。
開かない焦りと、「なつかしー」という気持ちが混在。

ひとまず来年用の手帳はゲッツだぁー☆
かよんさんのおかげでございますよー どうもありがとう♪♪ 
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by sakurakura787 | 2005-12-09 11:38 | ひびあれこれ。
a0065222_13262549.jpg本日、ついに“命のふれるほう”、即ち、お仕事が決まりました!専門学校の広報誌制作のお仕事で、主に「取材・執筆」部分をやります。というわけで私の就活は終了でっす☆

実はこれ以前に内定を頂けたところもあったにはあったのですが、「編集」と「ライター」の仕事は異なるものだ、ということが徐々にわかり(遅い)、後半は「とにかく“書ける”仕事にしよう」と決めて動きました。



決まったお仕事は、ちょっと縁のあるところ!

なんと、高3の頃に、お友だちの付き添いで体験入学に行った学校であり、
私自身も2年位近くに住んでいことがあるんです。

そしてそして、

また「教育」に近しいところで働ける、
これからやってみたい「書く」ことも学べる、

それに中国語圏からの学生も増えていて、
入学前に国際電話での問い合わせがあるそうで、
語学も生かせそう、

読者は、主に入学を検討している学生さんなので、
学ぶことを応援することができるのはうれしい、

そして、HP運営(通信大学生向けの)で学んだことも
何かの役にたてられそう、

関連企業も幅広いので、色々な分野に触れる機会が
ありそうで、とにかく何でもやってみたい私には、
分野が限定されない開放感があり、

また一緒に働く方々が肩に力が入ってない感じで、
気さくで丁寧な雰囲気がとても良かった!


。。。ので、給料はちょびっと低めなんですが、
それ以上に得るものは大きそうですっ

来週からお仕事なのですが、
今からとても楽しみです--------☆☆

これまで応援してくださったみなさま、
本当にどうもありがとうございました!

みなさんのおかげで、ずずーんと落ち込んだ時も
すーっと心が軽くなったことがたくさんありましたっ
感謝感謝です♡ これからもよろしくですよ!


※写真は、面接地まで送ってくれためめも君のおかげで、
かなり余裕をもって現地に到着したので、久しぶりに
ファミレスでモーニングを食そうとしているところでございます。

写真を撮ろうとしたら、めめも君が手を膝にのっけて、
「おあずけ」みたいになっている様子もまたご愛嬌(^^)
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by sakurakura787 | 2005-12-08 13:48 | おしごとん

なにがなんだか

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もうこうなったら
なにがなんだかわかりません(☆o☆)

ほっぺだけがどんどん
発達しておりますっ
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by sakurakura787 | 2005-12-01 18:23 | ひびあれこれ。

未完成、のようなもの。


「あなたのお父さんなのよ。」

母は驚きと戸惑いが隠せない様子だが、
必死に僕を諭そうとしている。

僕は冷静だ。
顔を高潮させる役割を担うのは
僕の方だよな、などと母の赤らんだ顔を
見ながら思う。

「なんてことを。。」
母の目ににじんでいた涙は、
だんだん大粒になって頬をつたい落ちていく。

朝の出来事だった。
僕はいつものように5時半に起きて、
布団をかぶったまま教科書を開いた。
自分の部屋があれば机に向かいたいところだが、
6畳3部屋のうち1つは生活用品店として
商いに使っているうちには、3人の子どもに
それぞれ自室をあてがう余裕は無い。

とはいえ、こうして布団をかぶって教科書を開くことで
僕は僕を救っている。特に、地理や歴史の教科書はいい。
ひときわちっぽけな自分の暮らしを抜け出して、
まだ見ぬ世界へ旅に出る計画を立てているようで、
わくわくする。

この時間があるから、何とか暮らしている。
家のごたごたに全ての気力を奪われないようにして、
山のように諸々の気持ちや人の集まる学校に行く力を
捻出しているのだ。

問題は、父だった。
母と結婚してすぐリヤカーに生活用品を積み込んで、
2人で行商をしながらこつこつとお金を貯めて土地を購入、
今の店舗兼自宅を建てた。

寡黙で細かいことは口に出さない人だ。
悪く言えば神経質だけど、かゆいところに手の届く
気配り屋の母に対して、父はどちらかというと
マイペースでおっとりしている。たまに、ぼろりと
冗談を言って、家族を驚かせる時もある。

こう考えてみるといたって普通の、
どこにでもいそうな父だが、
僕が小学校高学年に上がる頃から
酒におぼれるようになった。

ちょうどうちの近くに大型スーパーが開店した頃だ。
夜11時まで営業するそのお店は、食料品あり生活用品あり、
はては電化製品、ゲームセンター、レストランなどが
ひとつになって、何でも手に入れば遊んで食べて一日を
そこで過ごしきることができる。

うちのような個人商店はひとたまりもない。
予想通り、客は激減した。残ったのは、遠出のできない
高齢のおじいちゃんやおばあちゃんがほとんどで、
それも日に3、4人来ればいいほう、という事態に陥った。

長い時間かけて真面目にこつこつやることだけが
手段だった父には、時代や環境に応じて一手、二手を
準備するような機転はきかなかった。

そもそも、もう60歳に届こうとする年齢だ。
後にも先にも動けない、
がんじがらめになってしまった。

こうして酒の量は増えていった。
いつも将来の先行きを案じ、父には内緒で貯金をしたり
保険に入っていた母の機転がなければ、うちはとっくに
破綻していただろう。客はこないが、今のところ家族の
食べる分と、学費、生活費は、何とか捻出できているようだ。
それも正確なところはわからないけれど。。

最初は三度の食事の時にだけ飲んでいた父も、
僕が中学に上がる頃には昼夜問わず飲むようになり、
仕入れに出ることもほとんどなくなった。

高校受験を控えた今、父の“酒飲み”は、
“酒癖”を伴うようになり、それは父を心配して
声をかける母をなじることに定着していった。

まもなく、子どもたちにとって三度の食事は苦痛の時間に
変わっていった。ほとんど食事をとらずに飲み続ける父に、
体を心配して声をかける母。そんな母を、口汚くののしる父。

大人しい兄はうつむいたままになり、妹は僕の腕をつかんで
泣いた。僕はずっと父を睨んでいた。

父は知ってか知らずか、
僕と目を合わせようとしなかった。

今朝はついに来た。

中学に入ってからずっとオール5の成績を保っていた僕だが、
3年になって暗記が必要な地理や歴史の試験でつまずいていた。

昨日の個人面談で、このままだと社会の成績で5は
難しいかもしれない、先生から言われたばかりだった。

数学のように、積み重ねが生きてくる教科はまだいい。
家が落ち着いていた時に勉強してよく頭に入っている部分を
使えるから。国語もその頃に覚えたことと関連して引っ張り
出すことができる。でもいかんせん、その時その時で全く
新しいことを覚えて整理しなくてはいけない地理や歴史と
いった社会科系は、“今”が大事な教科なのだ。

朝の布団タイムだけでは、どうにも事足りない。
かといって、父が起きている時間には狭い家のどこにも、
父や母の言い争う声が届かない場所はないのだ。

その日の父はことのほか機嫌が悪かった。
おそらく、昨日、父の幼馴染でもある八百屋のご主人が
店をたたむという報告をしてきたからだと思う。
わざわざ出向いてきてくれたのに、父は終始黙ったまま、
食い入るようにテレビの料理番組を見ていた。

いつもは“ここ”というところで休戦する両親の
言い争いが今日は近くの通園バスが園児を迎えにくる
8時近くになっても止まなかった。

ますますうつむく兄が、鼻をすすり始める。
僕の腕を掴む妹の手が汗ばんでいるのがわかる。

その時だった。
これまでどんなに言い争っていても
手だけは出さなかった父が、母の肩を強くどついたのだ。
小柄な母は、大きく崩れて畳に肘を強く打った。

僕はその瞬間、朝食に用意された味噌汁の入った椀を
手に取り、向かいに座る父の顔をめがけて勢いよく
中身をぶちまけた。

「あ。」

妹がそう叫んだ時には、
父はすでに味噌汁をかぶった後だった。


荒れた空気を端からつまんで、
ぴーんと伸ばしたような静けさが戻った。

父は動かず黙ってうつむいていた。
僕は相変わらず、父を睨みつけていた。
きっと、顔が赤くなっていたと思う。
泣いていたかもしれない。うまく呼吸ができなくて、
肩が上下に揺れているのがわかった。

「新二!」

静寂を破ったのは、母の一声だった。
僕は、はっと我に返った。

兄はその声と同時に立ち上がって、
部活用のスポーツバッグを掴むと無言で家を出た。

母は泣きじゃくる妹を腕にかかえ、
僕が投げて父がかぶってとびちっている
味噌汁の始末を始めた。

母もまた泣きそうになるのをこらえていた。
ぎゅっと噛んでいる唇は、紫色に変わっていた。

父は相変わらず黙ったままで、すっと立ち上がり、
隣の部屋に入ってふすまを閉めた。

「逃げたな。」

つぶやく僕を、母はまっすぐみつめて強い調子で言った。
「あなたのお父さんなのよ。こんなことしちゃだめよ。」

何を言い出すのかと思った。
あれだけ父から罵られているのに、
どうして母は父の肩をもつのか。

「何があっても、お父さんはお父さんなのよ。」

父がここにいた時よりもずっと悲しそうな母の顔を見て、
僕ははじめてうつむいた。

泣くな。泣いちゃだめだ。
これから学校なんだから。
泣いたらしばらくは泣いた顔のままになっちゃう。
元に戻すのに時間がかかるんだから。

お父さんは何があってもお父さんだ、なんてわかっている。
だから辛いんじゃないか。

お父さんは僕よりずっと大人だ。
お父さんだって、大人だけど僕たちのお父さんでもあるって
わかっているはずだ。

それなのに、毎日毎日お酒を飲んで、食事の度に
自分の妻に罵声を浴びせる。そんなところを子どもに
見せていることは、お父さんとしてどう思っているのか。

今まではそれでも何とか我慢できた。
でも今日のことはどうしても許せなかった。
手を上げるのは反則だ。お父さんとして反則だ。
レッドカードを出して、退場させたいくらいだ。

でもお父さんだから退場させられないじゃないか。

ならば出て行くのは僕のほうだろうか。
そうか、僕のほうだ。そうなんだ。

母は唇を噛むのを止めていたけれど、
その代わり、いくつもいくつも大きな涙の粒を
流していた。

これ以上、母といると僕は母のそれ以上に大きい粒を
作って、今にも目から流し出してしまいそうだった。

僕もまた黙ったまま、いつもよりずっと重く感じられる
学生鞄を脇に抱えて、家を出た。

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先日、またもや夜更かしして考え事をしている時、
ふと、あふれかえるように浮かんだのがコレです。
急いで、パソコンのメモ帳を開いて、ががーっと
心のままに打っていったら、かなりの量になってびっくりした!

読み返してみると、あまりに主人公に感情移入しすぎて、
センチメンタルでまわりくどいばかりの文章だったぁ
でもこうして架空のお話を書いたのは小学生以来のこと
だったから、大切に残しておこうと思います。
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by sakurakura787 | 2005-12-01 02:55 | かくかく。